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姫路の救急医療を守る市条例試案 7
JUGEMテーマ:社会問題

姫路の救急医療を守る市条例試案 その7

医療と介護の問題に取り組む地域リーダーの会

 

医療政策集中講義からの二つ目の表です。

 表2-2 患者・住民アドボカシーの6つの特性

1.課題発見力

 医療提供者や政策立案者などが、気づかなかったり、看過したりしていることを社会課題として掘り起こすチカラです。

.ドリーミング力

 理想の姿を描くチカラです。漸進的な変化ではなく、抜本的で大きな変化を求めます。目標もストレッチ(小さな向上でなく大きな向上を求めること)します。それが、チャレンジカを生みます。

3.チャレンジ力

 タブー視されていること、政策立案者や医療提供者が無理とあきらめがちな大きな改革に取り組める。それは、後の連結力や社会共感創造力があるからです。

4.成果執着力

 対策や施策という問題解決の手段を打っただけで気を緩めません。その結束とし、患者にとっての生命や健康状態、生活の質(QOL)、生活の安心や満足などの「アウトカム(成果)」が向上することを求めます。

5.連結力

 政治家、行政、医療提供者、企業、メディアなどの異なる立場との対話や協働の場を設定したり、つなぎ役になることができます。

6.社会共感創造力

 病気と向き合う患者さんや害を受けた患者さんが表に出て経験を話すこと、自己の利益でなく他の患者さんや社会のことを思った、アドボケートの利他的で自己犠牲的な行動は、社会の共感を生み、メディアの報道を誘発し、他のステークホルダーを動かす原動力となりえます、

 

出典:日本医療政策機構市民医療協議会。患者アドボカシーカレッジ「O-2アドボカシーの果たす役割」

 

6つの特性、課題発見力、ドリーミング力、チャレンジ力、成果執着力、連結力、社会共感創造力を身に着けることは大変なことだと思う。

この6つの特性はどんな組織においても、イノベーションを実現するためには、必要なものだろうと思えます。

○課題発見力

外部環境の変化から、自らの組織の置かれている現在の正確な位置を分析する。何を、如何に、どのように改革するのか、課題を鮮明にしておかなければならない。変革すべき課題がなければ変革の必要もない。

○ドリーミング力

 組織を動かすエンジンは二つ。金と、社会への貢献という意識。特に貢献という使命感と、実現に向けた夢の共有が鍵となる。

○チャレンジ力

人が物事を達成しようとするには、その人を突き動かす動機が必用。冒険家にパッションがあるのと同じで、パッションがなければ冒険家にはならない。

未来組織のリーダーはここを大切にする。PDCAサイクルの全てのプロセスに組織が共有できる動機を大切にする。動機がはっきりしていれば、チャレンジ精神を生む、それを育てることが出来るのかが、リーダーの条件となる。

○成果執着力

 イノベーションとは社会に新たな価値を生み出す作業です。社会にイノベーションをもたらす人は、自らのイノベーションにも成功する。イノベーションは内と外に相互に働き、人を更に自発的な能力の高いイノベーターへと成長させていく。

○連結力

 企画力、調整力、連結力。とかく、変革、改革はいつも困難を伴うものです。安易な妥協は結果的には連結力を弱める。妥協がなさすぎると、調整することが難しい。企画の段階から、対話を重視しておきたい。

○社会共感創造力

 人は社会的な生き物です。人は自らの中に社会があり、社会の中に自らがいる。

 Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

ジョン・レノンのイマジンの一節です。

 

・・・・・・・

7】一次・二次・三次という重症度による医療供給体制のみならず、脳卒中、虚血性心疾患や、精神科救急を含めて、病態別のネットワークを広域で構築する。

 

製鉄記念広畑病院の姫路救命救急センターは兵庫県・姫路市の要請と姫路市医師会の推薦を受け、2013年3月に「製鉄記念広畑病院姫路救命救急センター」を開設した。兵庫県においては初めての民間病院併設型の救命救急センターとなる。救急医療の分野においては姫路市の準市民病院として、中・西播磨の救命救急センターの役割を担っている。

 病院ホームページではER型の救命救急センターとして紹介されている。

 受け入れ対象患者は以下のようになっている。

・ 厚生労働省の定める基準に従い、重篤あるいは緊急度の高い患者を優先して受け入れる。(呼吸・循環・意識に異常があり、迅速な治療を要する場合や多発外傷・薬物中毒などの外因性患者など)

  →厚生労働省が作成した重篤救急患者の基準 (PDFファイル72KB

・ センターの救急外来や入院病棟の状況により受け入れ可能な場合は中等症以下の患者も受け入れる。

・ 地域内で発生した収容困難患者は可能な範囲で受け入れる。

・ 中長期的にマンパワーが確保され、診療体制が整備されれば、軽症救急患者・多数の独歩来院も多数受け入れられる事を目指す。

 

以上

 

マンパワーが確保されれば、本来のER型救命救急センターが約束されている。

 救急医療センターとしてER型救急が全国各地で運用されてきているが、各地共通する最大の問題は医師の確保である。従来の集中治療に特化した救命救急科の医師養成とは異なり、総合診療科的な医療知識・技術を備えた医師が必要となる。しかし、ER型救急に必要な医師の養成が進んでいない。建設が予定されている新県立病院においても、ER型救急の医師の確保については不安が付きまとう。

 救命救急センターの医師が24時間365日での勤務をすることを想定して、必要な医師の救はどのようになるだろうか。常時1名の医師を配置すると、その適正な勤務時間を勘案すると、5名の医師が必要となる。すなわち、常時3名の医師を配置するならば、15名の医師が必要となる。

 広畑病院の姫路救命救急センターの医師はH28年1月末時点で7名(循環器科を兼ねている医師がいるため、実質6名)。必要なマンパワーに9名足りないことになる。救命救急センター長の中村雅彦医師は、本年1月14日に市議会会議室で行われた市議会議員対象の救急医療勉強会で「救命救急センターに15名の医師が揃うと、姫路の救急医療問題の大半の課題が解決される」と言われた。姫路が抱える問題も、全国各地の最大の問題も同じところにあった。医師を確保することが緊急を要する最大の課題であったのだ。医師を確保する地域ぐるみの取り組みを最優先することを前提に、ER型救急施設への過度の患者の集中と救急車搬入を緩和するには、二次輪番制病院群とのダブルラインが妥当な供給体制と言える。

しかし二次輪番制にも危機が訪れている。軽症患者の不適切な利用をけじめ、医師・看護師・コメディカルの不足と輪番制を担う経済的裏付けが希薄なこと、医師にとっては専門外診療に対するリスクマネジメントから、総合診療科的な夜間診療に対する拒否傾向が強いことなどがある。輪番制維持に様々な取り組みが考えられるが、病態別のネットワークを広域で編成されることでも事態の緩和が多少は図られる。

いずれにせよ、救急医療体制は、きわめて重要なセーフティーネットとしての社会基盤であって、自治体の総合力が問われているという象徴的な存在となっている。

 

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 地域リーダーの会 | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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