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「生と死を考える」7 自殺シティ播磨1
JUGEMテーマ:日常
 

自殺シティ播磨 その1

 

自殺実態解析プロジェクトチームが出している「自殺実態白書2008」というもものがある。今まで守秘義務ということで、警察が持っていたデータは公表されていなかったが、新政府に市民団体の代表が参与で入ったことや、担当大臣の努力で貴重な資料が公表された。

なぜ貴重であるのかといえば、地域的な特性を把握できる情報が他に無かったからです。地域ごとに対策を考える上で、情報が対策立案の鍵となるからです。

 

播磨地域を見てみよう。

警察署別自殺者数(20042006)上位50署に3市が入っている。

15       姫路 241

21       加古川 225

30       明石 215

兵庫県内では 55 西宮 188

 播磨地域は全国的にみて、とても自殺者が多い地域であることが分かる。

 

 2大要因別・警察署別自殺者数(20042006)上位50署を見てみよう。

その前に、 

自殺の原因・動機(大分類) 

警察庁「自殺統計原票」より作成では

1 経済・生活問題 9,644

2 病苦等     8,957

3 その他     5,395

4 家庭問題    3,048

5 勤務問題    1,982

6 男女問題     916

7 不詳       910

8 学校問題     237

 

となっている。

それでは2大要因を見る。

 

経済・生活問題

28       姫路 26

28       明石 26

32 加古川 25

兵庫県内では 32 西宮 25

 

となっている。

※ 問題は病苦等である・

 

病苦等

2 姫路  37

4 加古川 31

13 明石  25

兵庫県内では

   17 須磨  24

26       尼崎北 22

44 川西  19

44 西宮  19

50 垂水  18

 

病苦等を原因として自殺している人の数が

播磨と兵庫全体での多さが目立つ。

 

日本は自殺死亡率が諸外国に比べても6位と高い。

しかし、諸外国では不審死の半分は自殺とみなされて数字に挙げられているが、日本はそうではないので、もっと高い数字になるのではないかと言われている。

 

また、自殺者の10倍以上の自殺未遂者のことも大きな問題であることに間違いは無い。

 

昨年は病苦等の要因が経済・生活問題より多いようです。

 

病苦等とは健康問題のことです。

自殺の危機要因を見ておきましょう

白書より

 

「自殺の危機要因(58項目)」一覧

警察庁の「自殺の概要資料」で使用されている52要因をベースに作成

 

1)家庭問題 (12

1家族の不和(親子間)、2家族の不和(夫婦間)、3家族の不和(その他)、4家族の死亡(自殺)、5家族の死亡(その他)、6家族の将来悲観、7離婚の悩み、8被虐待(過去)、9被虐待(当時)10ドメスティック・バイオレンス(DV)11子育ての悩み、12介護・看病疲れ

 

2)健康問題 (6

13身体疾患(腰痛)14身体疾患(その他)15精神疾患(うつ病)16精神疾患(その他)17アルコール問題、18病苦

 

3)経済・生活問題 (10

19倒産、20事業不振、21失業、22就職失敗、23生活苦、24負債(多重債務)、25負債(連帯保証債務)、26負債(住宅ローン)、27負債(その他)、28借金の取り立て苦

 

4)勤務問題 (10

29仕事の失敗、30職場の人間関係、31職場環境の変化(配置転換)、32職場環境の変化(昇進)、33職場環境の変化(降格)、34職場環境の変化(転職)、35休職、36過労、37職場のいじめ、38仕事の悩み

 

5)男女問題 (3

39結婚をめぐる悩み、40失恋、41不倫の悩み

 

6)学校問題 (9

42進路に関する悩み(入試)、43進路に関する悩み(その他)、44学業不振、45いじめ(過去)、46いじめ(当時)、47学内の人間関係(教師と)、48学内の人間関係(他生徒と)、49ひきこもり、50不登校

 

7)その他 (712

51犯罪発覚、52犯罪被害、53後追い、54心中、55近隣関係、56将来生活への不安、57その他(医師からの告知、被災、更年期障害、えん罪、若年性認知症、身体奇形の悩み、ギャンブル依存など)、58不明

 

以上のような危機要因があるが、自殺時に抱えていた「危機要因」数は一人あたり平均4つを抱えている。要因を病苦等であるとしても他に3つぐらいの要因が複雑に絡むことになる。

要因がひとつである人はきわめて少ないようです。

例:9つという人の場合。

過労→休職→配置転換→職場の人間関係→失業→やむを得ず起業→負債→夫婦間の不和→うつ病

 

危機要因は全体のおよそ7割が上位10要因に集中している。

 延べ1168の「危機要因」の内、771が以下の10要因に集中していた。

     うつ病、

     家族の不和(親子間+夫婦間+その他+離婚の悩み)

     負債(多重債務+連帯保証債務+住宅ローン+その他)

     身体疾患(腰痛+その他)

     生活苦(+将来生活への不安)

     職場の人間関係+(職場のいじめ)

     職場環境の変化(配置転換+昇進+降格+転職)

     失業+(就職失敗)

     事業不振(+倒産)

過労  以上10の要因を、「自殺の10大危機要因」とする。

 

以上の自殺の10大要因が連鎖しながら「自殺の危機経路」を形成している。

 

職業別に見た自殺の危機経路(→は連鎖を+は問題が新たに加わってきたことを示す)

【被雇用者】

’枌崚彰喉過労+職場の人間関係→うつ病→自殺

⊂鎖腹過労→仕事の失敗→職場の人間関係→自殺

職場のいじめ→うつ病→自殺

【自営者】

〇業不振→生活苦→多重債務→うつ病→自殺

介護疲れ→事業不振→過労→身体疾患+うつ病→自殺

失業→再就職失敗→やむを得ず自ら起業→事業不振→多重債務→生活苦→自殺

【無職者(就業経験あり)】

/搬亮栖帰休職→失業→生活苦→多重債務→うつ病→自殺

∀帯保証債務→倒産→離婚の悩み+将来生活への不安→自殺

H蛤疊鏗押弊的暴行)→精神疾患→失業+失恋→自殺

【無職者(就業経験なし)

〇勸蕕討稜困漓夫婦間の不和→うつ病→自殺

■庁屏うつ病+離婚の悩み→生活苦→多重債務→自殺

身体疾患+家族の死→将来生活への不安→自殺

【学生】

,い犬瓣学業不振+学内の人間関係(教師と)→進路の悩み→自殺

⊃道甸屬良塹蔵ひきこもり→うつ病→将来生活への不安→自殺

 

危機連鎖度が最も高いのが「うつ病→自殺」の経路

10大要因の中で、自殺の「危機複合度」が最も高いのも「うつ病」

 

播磨の自殺要因に病苦等が多いからといって、

病苦等の相談窓口だけを作っても問題は解決しない。

病苦の問題と言っても、

経済的な問題や家族関係の問題や将来への不安等が複合しての問題であるので、

病苦等の問題といっても、総合的な自殺防止の取り組みが基本的にあって、その上に播磨地域の取り組みとして、病苦等への積極的な取り組みがプラスされなければならないということです。

 

私たちの「医療と介護の問題に取り組む地域リーダーの会」では

新たに、自殺問題を取り扱うことにしていきます。

興味のある方は参加してみてください。

近いうちに保健所予防課と会議の予定です。

 

自殺は、人の命に関わる
極めて「個人的な問題」である。
しかし同時に
自殺は「社会的な問題」であり、
 「社会構造的な問題」でもある   「自殺実態白書2008」より

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 19:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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