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雪彦山 鹿ヶ壷 五郎田壷 2の1
 

雪彦山 鹿ヶ壷 五郎田壷 2の1

 

 五郎田と名が付いているのは、農家の五男の田は小さくて、その田の大きさぐらいの池を持つ壷ということだろうか?五郎在壷はそれより少し狭いという意味だろうか?

 昨夜は沢山に雨が降ったので今日は滝見物に行きたいところですが、年末は用事が多くてそういうわけにもいかない。写真で飯を食っているのなら、何を放っても撮影に行くが、仕事は料理人をしていて、写真は趣味の中でも5番目ぐらいの位置付けなので今日は用事のひとつを済ませることにした。が、少し残念な気もしている。

一番目の趣味は日本近代思想史で、二番目は日本美術史、三番目は哲学全般、四番目は詩作です。山歩きと写真が五番目で並んでいます。趣味が多いと言われることがありますが、それは現代的な発想です。多角的に拾い視野から物事を判断するのが学問の道で、現代の専門馬鹿的な状況は近代以降の生産性重視の考えに拘束されているものです。人間の世紀は“万巻の書を読み、万里の道を往く”文人を必要とする時代です。文人は多芸多才なものなのです。広い視野を持つには多趣味は有効です。それは、未来に必要な人間的素養だと思います。言い換えれば専門的な仕事をしていても、趣味は多く持って、広い視野を育てておく必要がある。と、いうことです。







posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 09:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
増位山 9月9日
 

増位山 9月9日

 

増位山の麓のため池には睡蓮(コロッセア 写真1)が咲いていたが、その隣に名前の知らない紫色の花(写真2)も咲いていた。参道を歩くとやっぱり地蔵様のお顔が気になった(写真3)。

 

今日は東尾根からソーメン滝へ歩き、ソーメン滝から広嶺へと歩いた。ここのところの雨でソーメン滝の渓流がどうなっているか気になったからです。






posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
高御位山のヒョウモンチョウ その1
 

高御位山(たかみくら)のヒョウモン蝶 その1

 

ヒョウモンチョウをウィキペディアで見ると概要にはこう書かれている。

・・・・・

概要

標準的な和名をあてられているが、本種は日本国内ではそれほど一般的な種ではなく、他のヒョウモンチョウ族の蝶との区別のために「ナミヒョウモン」と呼ばれることもある。日本国内で繁栄しているヒョウモンチョウ族のチョウ、ミドリヒョウモンツマグロヒョウモンなどは本種より大きく、趣味者には「大型ヒョウモン」と呼ばれ、こちらはそれと区別して「中型ヒョウモン」と呼ばれる。

大型ヒョウモンよりもゆるやかに飛翔し、前翅先端は丸く、出現時期もより早い。また大型ヒョウモンの成虫は秋まで見られるものが多いが、本種は夏の終わりとともにいなくなる。

幼虫の食草はヒョウモン類で一般的なスミレ類ではなく、バラ科ワレモコウオニシモツケなど。越冬態は卵内1齢幼虫。

近縁種にコヒョウモンB. ino)がいる。生態や形態は似るが、本種が山地のやや乾燥した草原に生息するのに対し、コヒョウモンは渓谷や湿原などに多い。

・・・・・

多い日は100匹以上確認できます。夏の間に是非に見に来てください。








posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
民主党が敗北した理由
 

民主党が敗北した理由を「消費税発言」だと民主党が総括している限り、民主党の再生はない。消費税だと言うのなら、自民党も敗北するW敗北であったはずだ。結論から言えば、菅内閣は選挙を知らなかった。選挙における三種の神器とは嘗て、地盤・看板・鞄だった。しかし、小泉選挙以降の三種の神器はフレッシュ・リーダーシップ・アジェンダとなっている。

 

 フレッシュとは、新鮮なイメージです。古い政治体質や利権にまみれた印象を拭い、新しい時代に果敢に挑戦しているイメージです。党が時代に合わせて生まれ変わって、未来を力強く見据えている姿を示し、挑戦者として立ち向かっている一生懸命な爽やかさを言っています。

 

 リーダーシップとは指導力や計画の実行力を示すことです。短期間に発言がころころと変わるようでは信頼を得られません。日本の政治が変わるには強いリーダーシップがなければ、変わらないことを国民の知るところとなっています。今回の菅総理はリーダーシップに欠けていました。皆さんの知るところです。

 

 アジェンダとは行動すべき指針で、マニュフェストのメニューのようなものです。マニュフェストを説明するには時間がかかります。手っ取り早く、なおかつ本質を説明するために、簡潔に述べることが選挙では求められます。コマーシャルで商品を売るためのコピー・宣伝文句だと思ってください。

 

 政治に「新鮮な魅力」が求められるようになったのは新自由クラブの時代です。「自民党はすでに歴史的役割を終えた」として1976「保守政治の刷新」を掲げて新自由クラブは結成されています。結党直後の12月に行われた34回衆議院総選挙では一挙17人を当選(さらに追加公認1人)させて党勢を伸ばしました。この時代から、民意は政治に「新鮮な魅力」を求めるようになっています。

 この選挙はロッキード選挙と呼ばれ、「無党派」票の獲得が選挙戦の鍵となることを示した選挙となっています。ロッキード事件を他党も金権・腐敗性政治として批判しましたが、フレッシュなイメージをもつ新自由クラブへ票が移っていきました。

 

 無党派層は徐々に数を増やし有権者の60%を超えたのは森内閣からです。政治不信が無党派層を増やしてきました。無党派層は大きく分けて二つに分かれます。選挙に行く無党派層と選挙に行かない無党派層です。どれぐらいの割合で選挙に行くのかは選挙の争点にもよりますが、今回の場合は支持政党を持つ人達で選挙に行かなかった人達を少なく見積もって5%と考えて、無党派層の約半数は選挙に行ったことになります。選挙に行く無党派層も二つに分けることが出来ます。選挙を国民の義務と感じている人と権利だと考えている人です。政治を変えたいとはっきり意思を持つ、権利意識を持つ無党派層のほうが圧倒的に多い。なんのしがらみもないのに選挙に行くのは政治に高い興味を示しているからです。

 

 少し前までは、無党派層は与党に批判的な人が多かった。現状への不満・不信が野党、反体制への票になっていた。現在では、そういった認識を持つ一方通行型政党は現状分析力が弱いと言わざるを得ない。現在の無党派層は単なる不満・不信ではなく政治満足度で投票行動を起こしている、成熟した無党派層が増えている。

 

成熟した無党派層も二つに分けられる。ひとつは支持政党を持つ人々よりも論理的に政治を考えている人達で無党派層の約2割と考えられる。この層を私はリベラル無党派層と括っている。もうひとつ、確かな知識はもっていないが、其の時の選挙で政党・立候補者が示した政策課題で投票先を決定する、アジェンダ無党派層、と私は言っている層がある。この層を無党派層の4割と考えている。残りの4割は政治に全く興味を持っていない人達や、成熟していない無党派層と分析している。この6割の成熟した無党派層をターゲットにした選挙の取り組みが必要だということになる。この層は支持団体による組織戦より遥かに数が多い。当然のことながら組織票に頼っている政党はジリ貧となる。

 

無党派層の多くは現状では、風ではない。無党派という組織だと考えるべきです。リベラル無党派層とアジェンダ無党派層にどれだけの政治満足度を提供できるかが鍵となります。正直に言って渡辺党首がアジェンダの党と言った時には驚いた。

 

このような傾向がいつからはっきりしてきたのかは、小泉・郵政選挙からです。この選挙を劇場型と捉えるのは表面的だと思える。フレッシュ・リーダーシップ・アジェンダの三種の神器が明確になった選挙と捉えて、選挙分析をするべきでしょう。選挙は壺にはまらなければ勝てない。

 

政治に強いリーダーシップが求められるようになったのは、英米の影響です。サッチャー、レーガンの指導力が日本にも求められるようになっていきました。首相がころころと変わって、有効な政策が打ち出せないイメージと急成長する英米との比較が、強いリーダーシップを望む声を生んだのです。小泉政権を愚衆がファシズム的に流されていったように言う人がいますが、とんでもない誤解です。

今回の選挙でも、イギリスのキャメロンが「これが財政再建策だ」とブリーフケースを突き出す力強い姿と菅首相のぶれた発言は対照的でした。

 

マニュフェスト選挙ではなく、なぜアジェンダ選挙なのかは、街頭演説の時間と、テレビ枠に影響しています。短時間に有効なキャッチフレーズをどれだけ有権者の頭の中に叩き込んでいくのかという計算が必要です。これからの選挙はコピーライターの力が物を言う時代になってきました。

菅総理が消費税10%を口に出したとき、「消費税増税の前にすることがあるでしょう」というキャッチを前面に出した、渡辺党首の早い決断、立候補者を束ねるリーダーシップ、センスのよさが光りました。党内でコンセンサスを得られていない議論を選挙で持ち出すのは、有効なキャッチコピーを作れないどころか、首相のリーダーシップにも政治責任にも不審を抱かせるマイナス要因となりました。私がもし党首であれば「公務員の削減、無駄の排除、国民生活向上」の三点でこの選挙を押し捲ったでしょう。政権与党だから出来る政策を打ち出すことで、新しい与党の存在感をアピールすることが出来た。勿論、みんなの党の躍進もこれほどではなかった。

 

コマーシャルに学ばなければいけません。何を売るのかをはっきりさせる。また、オーム返しのようでも飽きられます。落語でいう「気の利いた枕と落ち」をいつも頭に入れて、有効なキャッチコピーを叩きつけるテクニックが必要です。

 

テレビでは明るく新鮮で、一生懸命なチャレンジャーを、与党であっても演出しておくこと。街頭演説では「聞く耳」があることを強調すること。テレビでは、相手の政党の主張に「聞く耳」は必要ありません。ぶれた指導力のなさが強調されるだけです。チャレンジャーは主張するのです。

候補者は政策を一言で魅力的に述べるトレーニングを積んでおくこと。そして、あなたの意見が政策に活かせる準備があることを、有権者にアピールしておくことが必要です。「あなたと一緒に未来を作る政党」であることを強調しておくことがポイントです。官僚的上から目線の発想ではない、政治家の双方向性を印象付けることです。

 

これからの選挙では、投票率の低い青年層の大票田をいかに育てるかが課題になります。青年層と「正義と社会性」について話し合う機会を多く作ることが政治団体に求められます。多くの課題は焦点を曖昧にするだけなので、財政も経済も教育も医療も環境も「正義と社会性」という、市民意識に絞っていきます。自分が参加することで、未来が変わることを学習することが必要です。これを成し遂げた党が10年先の政権与党となっているでしょう。

 

なぜ無党派層は増えたのか?簡単です。民主主義だからです。自由と責務が個人に委ねられるようになったからです。民主主義のルールは自分のことは自分で責任を取ること。そして、責任が取れることが民主主義への参加条件となっているからです。しかし、皆が皆、条件が満たせるわけではないので、国や組織の介入は条件を満たしていない場合に限られる、ということになります。

 

ですから、これからも無党派層は拡大していきます。しかも、政治への参加意識の高い無党派層が拡大していくので、有権者はアジェンダの先を求めるようになります。本格的なマニュフェスト選挙の時代がきます。これはインターネットと深い関係を持つようになります。インターネットでいつでも気軽にマニュフェストを手に出来るという利点からです。新聞のように一回性ではないからです。チラシや冊子等の紙はごみになります。特別な事情がなければ紙ベースを必要としない時代が来ています。

 

しかし、現在のインターネット情報によるマニュフェストは不十分だとしか言いようがありません。アジェンダの延長線にあって、簡単な説明だけに終わっている不十分なものです。政党への質問もほとんど返ってこないということも聞いています。私のように政治家に時間を作ってもらって直接聞ける環境は誰にでもあるわけではないので、政党はここに人員を配置することで丁寧な対応を心がけることが直接に票に結びつくようになっていくでしょう。

 

支持する政党があっても、支持政党に投票せずに、今回の選挙はこの政策に投票しよう、と考える人もますます増えてくるでしょう。

 

みんなの党の課題は、地方における選挙協力です。独自で地方組織を作ることは時間と莫大な金が必要です。オリジナルな地方組織を作るには、来年の統一地方選挙でどれだけの足がかりが作れるかが鍵になります。総選挙の小選挙区制は無党派層だけでは勝てません。みんなの党が政権をとるには、大阪の橋本知事の「維新の会」と連携をとり、全国の議会に「みんなの維新の会」を作ることがベストです。他党は維新の会より、フレッシュなイメージの組織を意識化しておきましょう。

 

結論:民主党は実はものすごく古い体質を持っていると思われた。菅総理の指導力に疑問が持たれた。支援組織に頼りすぎた。以上が民主党敗北の原因です。

選挙は技術だけではなく、政党の中身が大切なことは言うまでもありませんが、いくら正しいことを言っていても技術が未熟であれば票に結びつかないことも事実です。

政党の皆さんは、くれぐれも、フレッシュ・リーダーシップ・アジェンダの三種の神器をお忘れにならないようにしてください。

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 10:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
菅首相への提言
JUGEMテーマ:日常
 

菅政権の支持率が落ちているのは、消費税増税発言に端を発しているが、消費税増税そのものの影響はそれほど大きなものに思えない。消費税の議論を通して菅総理の優柔不断さと、論理の上滑りが目立ったからだろう。

 

 強い経済、強い財政、強い社会保障が共に成立しないことを各界より具体的に示されて、国民にその必要な政策の実現への不信感が広がっている。

 2012年にデフレを脱却できる根拠がない。仮にデフレから脱却して高い経済成長が実現しても名目成長率と金利が同じように上昇し、財政収支は悪化する。財政赤字を増やさない為に目標や希望は示されているが具体策がない。医療や介護の分野が成長産業だとしているが、成長させるための壁となっている厚労省改編案や法律改正が示されていない。

 「菅さんの非常識が世界の笑いものになっている」とまで、G20で評論家に言わせてしまった。日本が例外視され、現政権の能力を否定された結果になったことは、国民の一人として悔しい。

 

 財政の危機については首相も真剣に考えているようだが、どうも経済と社会保障に関しては専門知識が不十分のように思える。

 不十分だとしてもチームワークで解決していけばよいのだが、問題解決のためのリーダーシップに欠けているのではないか、と思われてしまった。発言が23転とするようでは、総理の決意も見えないし、他党の提案を前提条件なしに議論するようでは、党の責任が曖昧であるし、政策実現に必要な既得権益に対抗できる力強さも見えてこない。

 国民が求めているのは総理の強いリーダーシップだろう。日本は大変な悪循環の中にいることは国民のほとんどが認識している。これを断ち切るには、先ず、強い決意で戦う姿勢を示さなければならないが、菅首相は官僚や支持団体や党内の批判意見に、脆い面を見せてしまった。

 

 イギリスのキャメロン首相と比較してみよう。

 

 キャメロンが首相になる前に、首相英中央銀行、イングランド銀行のマーヴィン・キング総裁が、「どんな政権になっても厳しい財政再建が迫られ、今後30年間は政権の座に戻れないだろう」と知人に漏らしたと報じられた。キャメロン連立政権がどのような財政再建を示すかが注目された。

 

英国の選択。キャメロン連立政権は最優先の財政再建策が試金石となった。

 

キャメロン首相は次のように信念を述べている。「歳出カットによる痛みはこれから何年も続くが、目的のある痛みだ。われわれがおカネを借りれば借りるほど、返済する金額は大きくなり、危険が高まって、金利は上昇する。われわれがなにも対処しなければ、国債の利払い費が教育費や国防費を上回るだろう。適切な政治家の手腕とは、正しい行動を取り、国民になぜそれを行うことが必要なのかを説明することにある」。

 

 最近の英国の世論調査によると、キャメロン政権が5月下旬に発表した第1弾の歳出カット案を3分の2の有権者は支持し、反対は16%にとどまっている。ということです。

 

英政府は財政再建のため、日本の消費税にあたる付加価値税の税率を、現在の17.5%から20%へ引き上げることなどを盛り込んだ緊急予算案を発表。
 

「財政再建の目標」について
  2015年までに財政赤字の対GDP比率を10.1%から1.1%に減少
   
 英政府支出は、前年比で1119.3%減、12年は8.5%減が想定
「歳出削減の目標」について
  4兆円の歳出削減
「税制の変更」について
  付加価値税を引き上げ、銀行税を導入、法人税率を引き下げ

 削るべきものは削りつつ、全体のバランスをとる。

  

英公債管理局(DMO)は今会計年度の国債発行額を1650億ポンド(約222000億円)と、従来の1852億ポンドから減額と発表。

 

取り組みとして、年間20億ポンド規模の新たな銀行税を導入。年収21000ポンド(約280万円)以上の公務員の昇給の2年間凍結。子供手当を3年間停止。年金支給年齢の引き上げ等の福祉給付の抑制で、政府歳出の大幅削減を実行することにより、15年度には200億ポンドに減らす方針を示した。

 

銀行税は独仏と歩調を合わせ資産規模に連動する形で11年から導入する。景気への影響を和らげるため、法人税の基本税率を14年までに28%から24%に引き下げる。付加価値税導入で打撃を受ける中低所得者対策として、所得税の課税最低限を引き上げる一方、高所得者層を対象に株式譲渡益課税を引き上げる。

 

しかし、財政支出を切り詰めれば失業率が上昇、景気回復を中折れさせる恐れは十分にある。

 

日本では 

首相の強いリーダーシップが求められている。

 

財政健全化目標:遅くとも15年度までに、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字対GDP比を10年度から半減させ、遅くとも20年度までに黒字化する。21年度以降、公債残高の対GDP比を安定的に低下させる。

 

中期財政フレーム:11年度の新規国債発行額は、10年度予算の水準(44・3兆円)を上回らないものとするよう、全力を挙げる。1113年度において、国の一般会計歳出のうち国債費等を除いた基礎的財政収支対象経費が前年度(10年度70・9兆円)を上回らないようにする。今後3年間のこうした歳出の大枠は経済・財政状況に応じて毎年度見直していく―――。(週間ダイヤモンド710日号参照)

 

税制の変更:決定事項なし

 

大枠ははめられたが、具体策やスケジュールは示されていない。目標と実情にあまりにも乖離が大きいことも指摘されている。

消費税の逆進性対策として複数税率や納税者番号制度による給付付き税額控除が挙げられている。629日の「社会保障・税に関わる番号制度に関する検討会」では、「税務分野のみで利用するドイツ型」「税務+社会保障分野で利用する米国型」「幅広い行政分野で利用するスウェーデン型」の3案が提示されている。

 

私の個人的な意見としては税・公的保険・年金・所得保障を合わせた世界に類のない形のものを、地方分権の柱にすることが望ましいと考えています。

つまり、経済、財政、社会保障を国民生活側から大きく一本化して捉え、生活に密着した形の「給付付き税額控除」が必要でしょう。事業者にも消費者にも、事務負担削減のための番号制は必要です。消費税の逆進性対策と、これで2割以上の公務員削減が出来る。

 

経済では不況と言われていますが、円高の影響で、ドルベースでもユーロでも個人金融資産は減っていません。外国から稼ぐ金利配当収入の所得黒字も09年に16兆から13兆と減少していますが、依然堅調です。日本の貿易黒字も相手国の経済の落ち込みで落ちているものの、日本のブランド力は健在で依然高い黒字を維持している。財務省国際収支統計を見てください。日本のブランド力で言えば、トヨタのことはとても心配しています。

問題は将来的なブランド力の強化と、経済の老化現象による「内需縮小」です。

 

次世代ブランド力について簡単に提案しておきます。

 

日本の農林水産業の人と技術のブランド力を徹底的に高める。

 

世界中の国に人口増と都市化が進めば、最も問題となるのは砂漠化です。
 先ずは、安田喜憲の『森林の荒廃と文明の衰退』『文明は緑を食べる』を読んでほしい。
 1988年にこの論文と1989年にこの書を読んで強い衝撃を受けた。これが世界を救う。

オアシスの定義とは、ポプラ等の防砂林と水が蓄えられた治水工事がされていることとしたい。
日本の上下水道技術を集中的にレベルアップする。そして世界トップの植林技術を活かす。

・日本庭園の美しさを見よ。庭園技術は世界を席巻する有力なビジネスに成り得る。
・〖スーパー緑化都市開発事業〗と名付けたい。何故スーパーなのかはスーパーコンピューターを導入

 し、将来の都市設計まで照準に入れておこうということである。

・食料自給率が低いといわれているが、実は日本の農林水産の技術は世界のトップにある。
・日本のITと上下水道技術と農林水産技術をパッケージにして販売するのである。組み合わせること

 で、世界中のどこを捜しても日本の技術力と勝負できる国はなくなる。
・都市の基本設計は緑化と上下水道からが基本です。この根幹を握る。
※ 事業規模は恐らく1京円をはるかに上回る。

 

※ 観光としてはディズニーランド形超大型ファッションシティーの建設である。

 ファッションだけではなく、電化製品、自動車、手工業品、食料品等、徹底的にオシャレな少数希少品のバザールシティを目指す。デザイナーと技術者の育成。

・徹底的に楽しい、オシャレ、超大型、最先端が最低条件である。カジノの発想は古い。
そして、最先端のオシャレと日本の古都めぐりという、ギャップの面白さを観光にする。

古都では街と自然の調和の美しさをカタログとする。

 

※ 医療と介護においては、理想として、インフラ整備・公共投資で医療と介護のためのミニシティを建設し、特区として自治も認める。このミニシティでは貯蓄はいらない。高齢者の資産は次世代の産業に投資していただいて、相続税は無くす。富める者も貧しき者も区別はあるが、等しく幸せな看取りを実現する。

 

日本がまだ少し余裕のある間に、思い切った経済・財政・福祉の将来像を作っておきたい。首相のリーダーシップにかかっている。批判を恐れてはならない。キャメロンの真似をすることではない。彼のリーダーシップに見習いながら、日本が世界の将来像を示す政策案を立てようということです。

 

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「生と死を考える」9 あるスターの死
JUGEMテーマ:日常
 

韓流スター、パク・ヨンハさんの自殺が報じられている。韓国も競争が激しい国なので、自殺者は減らない。激しい競争社会を支えるには、支えるための論理が必要です。頑張れ、負けるな、追いつけ追い越せは、落ちこぼれた人にとって敗北感や挫折感も当然のように強くなる。競争社会が悪いと言っているわけではない。自分の競争意欲を高めるために、他人を非難する人が出てくることが問題だと思う。

 

競争社会に疲れた人が休養を十分にとって、再び社会に復帰できる仕組みが必要だとも思える。激しい競争に疲れた人を、無理やり引き摺り回す社会ではなく、暖かい皆の目で、「ゆっくりと休んでおいで」と休養を取り、再起が容易な社会が健全だと思えるのです。

 

儒教の国だから、仏教の国だから、キリスト教の国だからということは関係がない。その宗教が、疲れた時には休みにおいで、と十分な安息を与えてくれるように機能しているか、ということが問題です。人は休息が必要なのです。十分な休養が取れる社会は自殺も少ない。休息には良く寝たり、遊んだり、自分磨きに普段出来ないことに挑戦したり、勉強したり、と人によって様々ですが、「よく寝る」ということが、人の充電には最も大切なことです。死というリセットを選ばないためにも、十分な休養というリセットが必要なのです。

 

韓国の行政官は、最近韓国で自殺が増加している原因は主に2つあると言っている。「1つは景気後退によるもので、もう1つは相次ぐ芸能人の自殺が引き金になっている。」芸能人が自殺すると、自殺相談件数は普段の2、3倍に増加するらしい。

 

日本でも韓国でも行政官は、原因に行政の取り組みが不十分だという理由はあげないようだ。「眠れていますか」「十分に休養が取れていますか」と、疲れた人に休養が気兼ねなく取れる社会システムを作ることが必要です。疲れた人がいつでもどこでも相談できる体制が準備できていない、行政に責任があるのです、とは行政官は言わない。あくまでも世界的な不況や個人の問題に摩り替えていく。それはひとつの要因の入り口でしかない。

 

年代によって自殺の理由は異なるようだ。

高齢者の自殺は、一人暮らしの人は自殺が少ないようです。家族に迷惑をかけてはいけないとか、生命保険のお金を残そうと死ぬ人が多いと聞いて、悲しい思いをしています。そして、詫びながら死んでいくことが、とても悲惨だ。

 

最も悲惨なのは子どもがいじめを苦に自殺することだろう。

そして、人生の目的を失って、社会に絶望して死ぬ若者だろう。

 

働き盛りや若い世代のとても疲れた人に「弱気になるなよ、頑張ろうよ」という言葉は、自殺へ頑張らせてしまう。「今は無理をするときじゃないんじゃないか、休もう、ゆっくり寝られる時が必要なんだよ」と、義務感や責任感を軽くしてあげる必要があります。

とても疲れていても「頑張れ、頑張れ」という、時間を少しでも惜しむ気持ちや、少しの休養も勿体ないと思わせる社会の呪縛が問題なのです。

 

私が好きな歌に、昔に水前寺清子が歌っていた三百六十五歩のマーチがあった。

・・・・・

 

三百六十五歩のマーチ

星野哲郎 作詞
米山正夫 作曲

 

ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー

しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ
きれいな花が 咲くでしょう
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレ
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー

 

・・・・・

 

とても良い歌なのだが、少し気になるところがある。

「休まないで 歩け ソレ」という部分です。

「少し休んで また 歩こう」としていただければ、高度経済成長期の歌ではなく。安定成長期の歌になるような気がします。

 

「あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい
希望の虹を だいている
腕を振って 足をあげて」

 

2番の歌詞ですが、いい歌詞です。

 

3番の歌詞を見ると、高度経済成長期を象徴するような歌詞になっています。

 

「しあわせの 隣にいても
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩違いで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ
歩みを止めずに 夢みよう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレ」

 

安定成長期版、三百六十五歩のマーチでは、こんな感じはいかがでしょう。

 

「しあわせの 隣にいても
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩違いで にがしても
人生は そんな日もある
隣の笑顔と 手をつなぎ
千里の道も 一歩ずつ
励ましあって 夢みよう
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
少し休んで また 歩こう」

 

星野哲郎先生、勝手なことを言って申し訳ありません。

 

「男はつらいよ」の主題歌も大好きです。

 

歌手:渥美清

作詞:星野哲郎

作曲:山本直純

 

「どぶに落ちても根のある奴は いつかは蓮の花と咲く
意地は張っても心の中じゃ 泣いているんだ兄さんは
目方で男が売れるなら こんな苦労も
こんな苦労も掛けまいに 掛けまいに」

 

 私は腰を痛めるまでは、冬山が好きで、一人で豪雪の山に登っていました。誰にもお勧めはできません。それこそ十分な経験のない人にとっては自殺行為だからです。

何のために。自分を徹底的に叩き潰すためにです。スノーシューを履いていても胸まで沈む深い雪や、アイゼンを跳ね返すような氷の峰で、ひとり、透明になっていく、恐怖感を掏りぬける時の虜になっていました。死ぬかと思うことも何度もありましたが、内緒にしていました。テントの中で三百六十五歩のマーチや寅さんの主題歌なども叫んでいました。

 

「この空の四方に門があるというこの雪山に扉はありや」

「埋もれたる深雪の闇に失いし空の行方風の行方」

「地獄へと重石を運ぶ道ずれに影や魔物をしたがえて往く」

 

という短歌を帰りの温泉で作ったりもしました。

 

 私にとっては良いリセットの時間でした。人生に調和を求める、自分なりの方法を身につけることが必要だと思えるのですが、そんな時間に余裕のある暮らしをしている人は多くない。

 人生が順風満帆に進む人のほうが少ない。地獄の苦しみに落ちることもある。そこに、決して切れないカンダタの糸が必要なのです。人は煩悩の塊なので、苦しい時は大きく受け止める、社会のゆとりが必要だと思えます。

 

 私は20代のころ、とても辛いことがあり、海へ行ったことがあり、空き家を借りて半年ほど漁師をしていたことがあります。私がとても真面目な社会人だったら、その海で死んでいたかもしれません。とても適当ないい加減な性格をしていたので、漁師をしながら立ち直ることが出来ました。本当につらい時は数ヶ月ぐらい休めることが、今になって必要なのではないかと思えます。長期休暇が気兼ねなく使える社会になると、自殺者の多くは救われるのではないでしょうか。

 

・・・・・

相談したら、反対していただろう

 

 

貧しい 小さな 港町に あばら家を 買って

漁師を することにした 相談したら 反対していただろう

 

都会の海で 沈んでしまった 俺を 釣り上げようと

小さな 船と 暮らすことにした 突然で 悪かった 

 

昔 雪山で 深海を 見たことがある

どんなに 深い 空にでも ほんの少しは 近づける

 

捨ててあった 網を 繕うことから 始めた

新しい 網で すくえないものがある そんな 海へ来た

 

いつも風が強い この港に住む人の 深い皺に引かれた

荒れた 海を見てきた 小さな灯台の 白いペンキの色が好きだ

 

浜辺の 錆びた 錨に 張り付いた 乾いた海草

少し千切って 口にすると この町が自分に 似合っているような気がした 

 

子供のころから カモメを見ていることが 好きだった

魚売りの ばあさんが 小魚を投げている そんな風景が好きだった

 

砂浜の 貝殻で足を切ったり クラゲに刺されたり 釣り針に引っかかったり

いたずらを叱られたり 少し痛い 思い出が 懐かしい 

 

朽ちた船を沈める 入り江がある 都会では この景色を

いつも見てきた 酒場だったり 公園だったり ビルの屋上だったり

 

いつも 海を懐かしいと 思ってきた

夜光虫や 船の灯を 思い出していた こんなヤワナ手で 漁師になれるだろうか

 

波が牙をむく 嵐の夜に この町に住みはじめたことを 実感した

怖くはなかったが トタン板が 泣いている 俺も思いっきり 泣いてみた

 

港の朝が好きだ 船のエンジンの音や 少しずつ明けていく空が

何もかもがひとつだ 海も 人も 生きていることも 死んでいくことも 

 

小さな船を ぼろな網を 町のみんなが心配してくれている

笑う人はひとりもいない 俺だけが俺を嘲っている だって俺は詩人だから

 

魚が獲れなくても 町の人たちが 魚をくれる だから飢えはしていない

夜はランプで暮らしている ゆれる火に 人生の後悔がすべて見える

 

漁師になって 今日 はじめて 魚が獲れた

気に入らないだろうが 干物を 少し送る

 

・・・・・

 

ギターをポロポロと弾きながら、朗読のように歌ったりしていました。

遠い昔の思い出です。

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子宮頸がん予防 二つの勉強会
JUGEMテーマ:病気
JUGEMテーマ:日常
 

医療と介護の問題に取り組む地域リーダーの会(姫路)では子宮頸がん予防の勉強会を行います。

 

「子宮がんとワクチン 子宮頸がんHPVワクチン」の学習会

講師  赤松 信雄 先生

 姫路赤十字病院 副院長 兼 第一産婦人科部長

日時  2010725日(日)10時〜12

場所  姫路市民会館 中ホール 姫路市総社本町112番地

誰でも参加できます。  要カンパ

主催  医療と介護の問題に取り組む地域リーダーの会(姫路)

問い合わせ先  代表  小嶋 隆義  連絡先 ryourinin@live.jp

 

厚生労働省などの調査によると、子宮頸がんは年間約1万5千人が発症し、約3千人が死亡している。

子宮頸がんのことを知りたいと思っている市民は多く、その病気の内容と予防を現場の先端におられる先生からお話をお聞きしたいと考えています。また、姫路地域の子宮がん・子宮頸がんの実態と術数等や基幹病院の産科医の勤務状況もお伺いしたいと考えています。

 

「予防できる唯一のがん」とされる子宮頸(けい)がんのワクチン接種への公費助成の実現へ向け、政府・与党は「政府としても予防医学を『攻めの社会保障』としてとらえ、子宮頸がん対策をその象徴としていく方針だ」と説明している。当会も公費助成実現のための意見書を自治体議会で成立させていく方向性を示すことにしました。

 子宮頸がんの国内医療機関でのワクチン接種は昨年末から可能となっていますが、5万円前後の高額な自己負担がネックとなっています。

姫路のがん拠点病院幹部は、「公費助成を行うことで子宮頸がんの大半を予防できる。それは市民の幸せな暮らしを守ることであり、医療現場の過酷な勤務状況を少しでも緩和することもできる。」と話し、公費助成への期待は大きい。

 

子宮頸がんの原因とは何でしょう。

・・・・・

オレンジクローバーのホームページを見てみました。

 

子宮頸がんは原因がはっきりと解明された数少ないがんです

子宮頸がんは発がん性ヒト・パピローマウイルス(HPV)というウイルス感染が原因で引き起こされることが解明されています。
ヒト・パピローマウイルス(HPV)には100以上ものタイプがあり、全てのタイプが子宮頸がんの原因になるわけではありません。子宮頸がんは高リスク型HPV15タイプほど)と呼ばれている一部の発がん性ヒト・パピローマウイルス(HPV)によって引き起こされます。

発がん性ヒト・パピローマウイルス(HPV)は性交渉により感染します。このウイルスは性交渉の経験がある女性であれば、誰でも感染したことがあると考えられているとてもありふれた存在です。

 

子宮頸がんの原因 HPVとは?

 

ヒト・パピローマウイルス(HPV)に感染しても多くの場合は、その人の免疫力によってウイルスが体内から排除されます。しかし、10人に1人くらいはウイルスが排除されずに感染が長期化(持続感染)することがあります。
この場合、ごく一部の人では長い年月(ウイルス感染から平均で数年〜10 年以上)をかけ、前がん状態(異形成と呼ばれる)から子宮頸がんへと進行することがあります。持続感染する原因はまだ明らかにはなっていませんが、その人の年齢や免疫力などが影響しているのではないかと考えられています。また、HPV に持続感染して異形成になっても、途中でHPV が消失し、それに伴って異形成も自然に治癒する場合がほとんどです。

つまり、子宮頸がんとは誰もが感染するヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が消失せずに長期化したときに、ごくまれに起こる病気なのです。

 

感染から発症まで

 

子宮頸がんは発がん性ヒト・パピローマウイルス(HPV)の長期間の感染が原因で引き起こされることが解明されています。しかし、発がん性HPVに感染しても子宮頸がんになるのはごくまれです。ほとんどのHPV感染は一時的で、約90%はHPVが自然消失します。しかし、約10%のHPV感染ではウイルスが消えずに感染が長期化(持続感染)します。この場合は将来、子宮頸がんに進む可能性があります。

発がん性HPV感染が長期化しても簡単にはがんにはなりません。HPV感染から子宮頸がんになるまでは数年〜10年以上の時間がかかります。また、いきなりがんになるわけではなく、がんになるまでの間には細胞の形態が変化を起こす「前がん状態(異形成)」が長期間にわたって見られます。この異形成も程度の軽いものから進んだものまでありますが、いずれも検査で見つけることができます。ほっておくとがんに進行する可能性のある変化が進んだ異形成の場合は治療を行ないます。異形成は簡単な治療で完治します。

また異形成になってからでも、細胞変化の程度が軽い場合の多くは途中でHPVが消失し、それに伴って異形成も自然に治癒します。
異形成の程度が進んだ病変の場合は、ほっておくと子宮頸がんにまで進行する場合があります。定期的に検診を受けていれば、がんに進行してから見つかることはまずありません。確実に異形成の段階で発見することができます。

・・・・・

       子宮頸がんとは誰もが感染するヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が消失せずに長期化したときに、ごくまれに起こる病気なのです。

※ 定期的に検診を受けていれば、がんに進行してから見つかることはまずありません。確実に異形成の段階で発見することができます。

 

定期的な検診が必要だということがわかりました。

 

無料検診の実施も有効でしょう

特定の年齢(対象者)の方に子宮頸がん無料検診、乳がん無料検診を実施しなければなりません。

 

島根県の取り組み

島根県は診療時間外に子宮頸がんの検診を実施する開業医に、助成金を支給しました。委託事業として14医療機関に委託。昨年8月から2月まで、各医療機関で月1日程度、通常の診療時間の終了後2時間、予約制で実施しました。

「時間外検診を実施した開業医に、委託料として1日5万円を助成。検診の機会を増やし、働く女性も受けやすくすることで、受診率アップ。開業医が検診を請け負うことで、勤務医の負担を減らすことも目指す。」とニュースで報じられています。

 

予防ワクチン接種に、全額補助する自治体も多くなってきました。

 

東京新聞によると 【群馬】

子宮頸がん ワクチン費用負担 県内12市で初 前橋市、全額

2010629

 前橋市の高木政夫市長は二十八日の定例会見で、若い成人女性で増加傾向にある子宮頸(けい)がんの予防ワクチン接種に、十月から全額補助する方針を明らかにした。市によると、県内では神流町と榛東、上野両村が全額補助を決めているが、十二市では初めて。全国の中核市でも初という。

 

神奈川新聞でも

子宮頸がん予防ワクチン接種の助成検討、財源確保が課題/相模原市

62960分配信 

 相模原市の加山俊夫市長は、子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種について、公費助成を検討する方針を明らかにした。このワクチン接種は高額な費用がかかるのが課題。しかし、全国の自治体で公費助成する動きが進んでおり、相模原市も女性特有のがんについて予防に力を入れる観点から検討を進める。

 

公費全額助成を決めている地域も少なくありませんが、国の動きを見て、検診を推進しながら公費助成を検討している地域も多くあります。が、国の動きはまだ確定していません。

 

当会勉強会の後援申請に姫路市から以下のような文章が届きました。

・・・・・

(保健所:予防課より)
 この度の「子宮がん予防ワクチン」の後援について、
 現在のところ、国及び県からも予防ワクチンについての方針も示されておらず、市の方針も決定しておりません。
 また、特定のワクチンメーカーの宣伝にもつながることにもなりますので、今回は後援を見送りたいと考えております。

・・・・・

 保健所担当者に「市の方針と勉強会の必要性は関係がない」また、「公費補助を決めている自治体は特定のワクチンメーカーを儲けさせるために補助を決めたという論理になる」と問い合わせたところ、HPVワクチンが、マスコミが伝えているほどの効果はなく、別の取り組みが必要だと言われている先生もおられるので、話を聞いてみては如何でしょうか、という回答があった。なるほど、話は一方的ではいけない。8月下旬か9月上旬に2回目の勉強会を保健所予防課の協力で開催することとなりました。

まぁ、後援のあるなし、は小さな話なので小異は捨てた。

 

 ワクチン公費助成か、啓発による検診助成か、行政からの提案は歓迎したい。

 

注目される勉強会を、二つ開催することになりました。

数年〜10年以上の時間が掛かりますが、感染による患者数が出てくることになります。人の命がかかるので、無責任な議論にするわけにはいきません。私は「取り組みを人体実験にするわけにはいかない。」と考えています。熱い議論をしましょう。

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『生と死を考える」8 満足という取引について
JUGEMテーマ:日常
 

(『闇の中に光を見いだす』貧困・自殺の現場から 清水康之、湯浅誠 岩波ブックレット)

を読んでいて、ハッ!とした。

・・・・・

6p

スポーツの世界が注目されるようになったのが、90年代半ばという感じがしています。その頃、ニユース番組におけるスポーツコーナーの占める比重や、新聞におけるスポーツ報道の占める割合が、それまで見開き一枚だったスポーツ欄が二枚になったというように、感覚的には二倍になりました。

 自由競争、弱肉強食原理が貫徹しているプロスポーツの価値観が、それまで以上にもてはやされるようになっていく。「強い者が勝ち、弱い者が負ける」「弱い者が負けたのは弱いゆえに負けたのであって、言い訳は通用しない。結果がすべてだ」というメッセージが社会全体に浸透し、プロスポーツの世界が我々の世界の非常に純粋なモデルとして、経済的な自由競争の導入とセットで持ち上げられていったのではないか。そうなると、人々の考え方も、「これまでは「護送船団方式」とか言われたけれど、ちんたらしているやつなんて切り捨てていかないと、社会全体がもたない」となっていく。

 これが2000年代前半までのことでした。そのことは、私が現場で活動している中で、どんどん野宿の人が増えていくというところからも見えてきました。 

・・・・・

 ハッ!と、

世の中に蔓延する「勝ち組」「負け組」の評価と、学校教育の「偏差値」「内申書」の評価という社会から与えられる個人への評価と、バブル崩壊以降急速に変化していった個人の価値観が求める社会との関係のあり方が、乖離しているのではないか、ということを考え始めた。

 

求められていることと、求めることが、離れ離れになっていっている時代ではないのだろうか?その距離が埋めがたいものであり、その狭間で半ば強制的に揺り動かされ、疲れきっているのが、社会的弱者ではないのだろうか、という考えです。

 

自殺者は60歳からが多く、学校教育の「偏差値」「内申書」の時代ではなかったが、高度成長時代に産業に社会化した人間が生み出した評価基準なので、当然のこととして会社でも子育てにも、いやというほどその世界にどっぷりと漬かってきたわけです。自己が、弱者となって、社会からも家族からも落ちこぼれている自己への評価があるから、「ごめんなさい」「許してください」と謝りながら、死んでいくのではないだろうか。

 

自己が同心円的なアイデンティテーで成立し、社会の評価を得て暮らしている間は、落ちこぼれという評価基準も分かりやすかったので、社会の中での棲み分けも簡単明瞭に形成された。バブル崩壊から10年が過ぎて、失われた10年が生んだものは、中流層の崩壊だった。そして、落ちこぼれの中にも格差が生まれた。まだ落ちこぼれたばかりの中流層を励ました言葉が、「大変な時代だが、アイデアと行動力で、負け組みにはなるな」だった。しかし、それは同心円的なアイデンティテーの延長線上にあり、複雑化する社会で、どこまでが落ちこぼれで、落ちこぼれではないのか線引きが難しい時代に、「勝ち組」「負け組」の表層にアイデンティテーが踊らされた時代とも言える。

 

世の中に確かに勝ち組の人達がいるようだが・・・。新しい時代の産業として、経済産業省に表彰された企業が短期間で倒産し、ハイエナ自由主義者といわれる人たちも一時期は物凄く持て囃された。でも、彼らも負け組みではないのか。日本の食糧事情を悪化させているだけのB級グルメのチェーン店や、本当は中国に儲けさせているだけの企業や、詐欺のような証券で儲けているアメリカに媚び諂う連中や、老人の不安に付け入ったビジネスが勝ち組なのか。という疑問も投げかけられている。果敢に時代の先端に挑戦した者が負け組で、敗者にとても厳しい現実を見せ付けられて、再起の機会を失っている者も多い。ナンバーワンからオンリーワンと事業を縮小して倒産した企業も少なくはない。不確かな「勝ち組」「負け組」のレッテルの実情に、「勝ち組」の掛け声だけが虚しく響く時代です。

 

そもそも「勝ち負け」というジャンケン評価そのものがおかしい。社会にどれだけ貢献できたかという評価が必要なのです。永遠に引き分けであることの方が多いのも現実であり、「勝ち負け」で言えば、圧倒的に敗者が多いのが現実で、「勝ち組」「負け組」をジャンケンのように平等なチャレンジの結果だと思わせる、トリックが社会に存在することも見破っておかなければならない。

 

複雑化する社会とはグローバル化のことです。グローバル化とは、経済や通信が世界基準になることでもありましたが、価値観が多様化するということでもありました。

多様な価値観の時代には、必要な価値と結びついて「自己といわれるもの」が形成される。なぜ「自己といわれるもの」で厳密に言えば自己ではないのかといえば、自己は外部に規定されているからで、外部の状況によって自己は変化していくものだからです。変化を柔軟に受け入れて、複数の自己と上手に付き合う必要のある時代であるのです。

自己と付き合いが未熟な場合は、多元化した自己が、状況や相手を無条件に受け入れて、自己がどの自己か区別がつかなくなってしまいます。つまり、本物であろうと偽者であろうと自己は自己であるということになり、偽者との親密性も高くなる、ということです。これは行き過ぎた依存と、依存からの裏切りによる自己破壊が、往々にして起こります。

 

価値が多様化するということは人間関係も多様化するということです。古い伝統的な人間関係から見ると、希薄な人間関係に感じます。国が会社が社会が家族が、人間関係を保障するもので無くなっていくことが、グローバル化が突きつける問題点でもあるわけです。それは自由とプライバシーと引き換えのものです。人々が保障された、与えられた「しがらみ」を望まなくなっているのです。

 

生活していくうえで必要な社会関係を結び、互いに結びつきを継続していくための条件が、相互の暗黙の契約として登場します。満足という契約です。言い換えれば人々は満足を取引して社会に参加しているわけです。周囲を絶えずモニタリングし、相手が満足しているか、自己が満足しているか、をコンパスにして、進路を決めている。自由と親密さを天秤にかけながら、人生の重さを量っているのです。

しかし、こういう高度な人間関係、社会との契約が求められる時代とは、「勝ち組」「負け組」や、「偏差値」「内申書」という、一方通行の外部からの評価とは馴染みません。そういう、行動を制限する生産労働に隷属的に従事するための評価基準ではグローバル社会を生き抜くことが難しくなっているのです。

 

グローバル社会で、どんな未知なる相手と向き合っても、相手を理解できる能力とは、自分と相手とどれだけの満足を取引できるのかを、話し合えるコミュニケーション能力にかかっているということになります。

 

ひたすら内部志向を喚起し、自己の努力さえあれば、社会が引き上げてくれる時代ではないのです。多角的に物事を捉え、必要な情報を選択し、互いの満足度がどの程度満たされる必要があるのかを設計し、多様な価値観やライフスタイルと共存する技術が求められている時代に、一方通行の外部からの評価は、時代を生きる力を削いでいることになります。

 

 

社会が一定の豊かさを達成し、それぞれの価値観に意味を重視する時代には、絶え間ない観察・点検・修正を繰り返しながら、その反省性が社会を推し進めることになります。

 

自己の分裂と融合を巧みにコントロールする力を身に着ける教育と評価が必要だということです。自分は何を引き受けることが出来て、何を引き受けることが出来ないかを判断する能力や、自分が自由であるのか自由でないのか、どこまで自由であることが出来るのかを、計る能力は、固定的に引き受けてしまった自己をいったん分裂させて、社会学的な分析のあり方を身につけて、調和的に融合する、自律を獲得する必要があるのです。

 

ここで問題となるのが、どうしてもこのようなコミュニケーションが身に着けられない人々への保障をどうするかということです。

それはコミュニケーションを身に着けられなかった人々から学ぶことが早道です。最もコミュニケーションを不得意とした人々をいかに減らすのかが、コミュニケーション能力を誰でもが手に入れる方法ということになります。病を治療することで、予防法も獲得しようということです。

 

前回のブログで紹介した事例ですが、

自殺の要因が9つという人の場合。

過労→休職→配置転換→職場の人間関係→失業→やむを得ず起業→負債→夫婦間の不和→うつ病

 

自己が同心円的なアイデンティテーで成立している、個人の問題として言うのならば、粉々に何度も粉砕されている。そしてそのことがより一層自分を苦しめていることになる。

焦燥、嫌悪、失望、度重なる喪失感がうつ病となっているのだろう。彼はなぜ過労で休職するまで働いたのだろう。彼はなぜ職場の人間関係がうまくいかなかったのだろう。人間関係を改善する方法はなかったのだろうか。失業を止める者はいなかったのだろうか。起業するときの計画を相談できる相手はいなかったのだろうか。夫婦で助け合えることはなかったのだろうか。彼はうつ病になるまでに、自分のコミュニケーション能力に疑問を持つことは無かったのだろうか。多くの疑問が起こる。

過労の時点で「勝ち組」「負け組」や、「偏差値」「内申書」という類の評価の呪縛から離れることは出来なかったのだろうか。日本は終身雇用制だったが、リストラという新しい時代を象徴する雇用関係が生まれた。残った者たちが我武者羅に穴埋めをしようとする。ほんの少しの休養も認められない程であったのだろうか。自分で、落ちてはいけないと思い込んでいただけではないのだろうか。どこかで、相談できるところがあったのだろうが、多分、自己責任で突っ張ってしまったのだろう。過労で休職するまで働き続けた人だからこそ、うまくコントロールできていれば、企業にとっても得ではなかったのだろうか。この働き盛りの損失は大きい。

 

企業がグローバル化すれば、雇用のあり方も新しくなる。雇用のあり方が新しくなれば、新しいセーフティネットも必要になる。セーフティネットに、自分のコミュニケーション能力を身につける、スキルアップ講座も必要ではないのだろうか。

グローバルの時代には、語学もITもファイナンス等の技術も必要だが、最も必要なのはグローバルに対応するコミュニケーション技術ではないだろうか。

 

資本主義は労働者が市場であることを見つけ、新自由主義は格差をビジネスにした、競争社会と不安がマネーになっていった。次世代のグローバルスタンダードの高次元なルールを求められる社会は、「心が弱いから死んだ」という、その呪いのような言葉が無くなっていなくては、成立しない。

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「生と死を考える」7 自殺シティ播磨1
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自殺シティ播磨 その1

 

自殺実態解析プロジェクトチームが出している「自殺実態白書2008」というもものがある。今まで守秘義務ということで、警察が持っていたデータは公表されていなかったが、新政府に市民団体の代表が参与で入ったことや、担当大臣の努力で貴重な資料が公表された。

なぜ貴重であるのかといえば、地域的な特性を把握できる情報が他に無かったからです。地域ごとに対策を考える上で、情報が対策立案の鍵となるからです。

 

播磨地域を見てみよう。

警察署別自殺者数(20042006)上位50署に3市が入っている。

15       姫路 241

21       加古川 225

30       明石 215

兵庫県内では 55 西宮 188

 播磨地域は全国的にみて、とても自殺者が多い地域であることが分かる。

 

 2大要因別・警察署別自殺者数(20042006)上位50署を見てみよう。

その前に、 

自殺の原因・動機(大分類) 

警察庁「自殺統計原票」より作成では

1 経済・生活問題 9,644

2 病苦等     8,957

3 その他     5,395

4 家庭問題    3,048

5 勤務問題    1,982

6 男女問題     916

7 不詳       910

8 学校問題     237

 

となっている。

それでは2大要因を見る。

 

経済・生活問題

28       姫路 26

28       明石 26

32 加古川 25

兵庫県内では 32 西宮 25

 

となっている。

※ 問題は病苦等である・

 

病苦等

2 姫路  37

4 加古川 31

13 明石  25

兵庫県内では

   17 須磨  24

26       尼崎北 22

44 川西  19

44 西宮  19

50 垂水  18

 

病苦等を原因として自殺している人の数が

播磨と兵庫全体での多さが目立つ。

 

日本は自殺死亡率が諸外国に比べても6位と高い。

しかし、諸外国では不審死の半分は自殺とみなされて数字に挙げられているが、日本はそうではないので、もっと高い数字になるのではないかと言われている。

 

また、自殺者の10倍以上の自殺未遂者のことも大きな問題であることに間違いは無い。

 

昨年は病苦等の要因が経済・生活問題より多いようです。

 

病苦等とは健康問題のことです。

自殺の危機要因を見ておきましょう

白書より

 

「自殺の危機要因(58項目)」一覧

警察庁の「自殺の概要資料」で使用されている52要因をベースに作成

 

1)家庭問題 (12

1家族の不和(親子間)、2家族の不和(夫婦間)、3家族の不和(その他)、4家族の死亡(自殺)、5家族の死亡(その他)、6家族の将来悲観、7離婚の悩み、8被虐待(過去)、9被虐待(当時)10ドメスティック・バイオレンス(DV)11子育ての悩み、12介護・看病疲れ

 

2)健康問題 (6

13身体疾患(腰痛)14身体疾患(その他)15精神疾患(うつ病)16精神疾患(その他)17アルコール問題、18病苦

 

3)経済・生活問題 (10

19倒産、20事業不振、21失業、22就職失敗、23生活苦、24負債(多重債務)、25負債(連帯保証債務)、26負債(住宅ローン)、27負債(その他)、28借金の取り立て苦

 

4)勤務問題 (10

29仕事の失敗、30職場の人間関係、31職場環境の変化(配置転換)、32職場環境の変化(昇進)、33職場環境の変化(降格)、34職場環境の変化(転職)、35休職、36過労、37職場のいじめ、38仕事の悩み

 

5)男女問題 (3

39結婚をめぐる悩み、40失恋、41不倫の悩み

 

6)学校問題 (9

42進路に関する悩み(入試)、43進路に関する悩み(その他)、44学業不振、45いじめ(過去)、46いじめ(当時)、47学内の人間関係(教師と)、48学内の人間関係(他生徒と)、49ひきこもり、50不登校

 

7)その他 (712

51犯罪発覚、52犯罪被害、53後追い、54心中、55近隣関係、56将来生活への不安、57その他(医師からの告知、被災、更年期障害、えん罪、若年性認知症、身体奇形の悩み、ギャンブル依存など)、58不明

 

以上のような危機要因があるが、自殺時に抱えていた「危機要因」数は一人あたり平均4つを抱えている。要因を病苦等であるとしても他に3つぐらいの要因が複雑に絡むことになる。

要因がひとつである人はきわめて少ないようです。

例:9つという人の場合。

過労→休職→配置転換→職場の人間関係→失業→やむを得ず起業→負債→夫婦間の不和→うつ病

 

危機要因は全体のおよそ7割が上位10要因に集中している。

 延べ1168の「危機要因」の内、771が以下の10要因に集中していた。

     うつ病、

     家族の不和(親子間+夫婦間+その他+離婚の悩み)

     負債(多重債務+連帯保証債務+住宅ローン+その他)

     身体疾患(腰痛+その他)

     生活苦(+将来生活への不安)

     職場の人間関係+(職場のいじめ)

     職場環境の変化(配置転換+昇進+降格+転職)

     失業+(就職失敗)

     事業不振(+倒産)

過労  以上10の要因を、「自殺の10大危機要因」とする。

 

以上の自殺の10大要因が連鎖しながら「自殺の危機経路」を形成している。

 

職業別に見た自殺の危機経路(→は連鎖を+は問題が新たに加わってきたことを示す)

【被雇用者】

’枌崚彰喉過労+職場の人間関係→うつ病→自殺

⊂鎖腹過労→仕事の失敗→職場の人間関係→自殺

職場のいじめ→うつ病→自殺

【自営者】

〇業不振→生活苦→多重債務→うつ病→自殺

介護疲れ→事業不振→過労→身体疾患+うつ病→自殺

失業→再就職失敗→やむを得ず自ら起業→事業不振→多重債務→生活苦→自殺

【無職者(就業経験あり)】

/搬亮栖帰休職→失業→生活苦→多重債務→うつ病→自殺

∀帯保証債務→倒産→離婚の悩み+将来生活への不安→自殺

H蛤疊鏗押弊的暴行)→精神疾患→失業+失恋→自殺

【無職者(就業経験なし)

〇勸蕕討稜困漓夫婦間の不和→うつ病→自殺

■庁屏うつ病+離婚の悩み→生活苦→多重債務→自殺

身体疾患+家族の死→将来生活への不安→自殺

【学生】

,い犬瓣学業不振+学内の人間関係(教師と)→進路の悩み→自殺

⊃道甸屬良塹蔵ひきこもり→うつ病→将来生活への不安→自殺

 

危機連鎖度が最も高いのが「うつ病→自殺」の経路

10大要因の中で、自殺の「危機複合度」が最も高いのも「うつ病」

 

播磨の自殺要因に病苦等が多いからといって、

病苦等の相談窓口だけを作っても問題は解決しない。

病苦の問題と言っても、

経済的な問題や家族関係の問題や将来への不安等が複合しての問題であるので、

病苦等の問題といっても、総合的な自殺防止の取り組みが基本的にあって、その上に播磨地域の取り組みとして、病苦等への積極的な取り組みがプラスされなければならないということです。

 

私たちの「医療と介護の問題に取り組む地域リーダーの会」では

新たに、自殺問題を取り扱うことにしていきます。

興味のある方は参加してみてください。

近いうちに保健所予防課と会議の予定です。

 

自殺は、人の命に関わる
極めて「個人的な問題」である。
しかし同時に
自殺は「社会的な問題」であり、
 「社会構造的な問題」でもある   「自殺実態白書2008」より

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サッカー面白かったね
JUGEMテーマ:日常
 

なんとなく夜の3時に目が覚めて、自殺実態白書2008に目を通していた。この内容については姫路市民にとって衝撃的な内容となっているのだが、そのことについては後日に記したい。

 ふと、思い出してサッカーの試合を見ることにした。サッカーにあまり興味はないのだが、昔にスペインで見たサッカーの試合の熱狂ぶりの激しさに驚いた経験もあり、たまには見ることもある。

 

 バルセロナオリンピックの前の年にバルセロナで地元のチームとマドリッドのチームの試合を見たが、甲子園の阪神応援団の数十倍はうるさい。阪神が優勝した年にファンが亡くなっていたが、サッカーではしばしばファンが亡くなっているようだ。命がけで観戦している人がいるのだろう。嘗て、力道山時代のプロレスもテレビの前でショック死をする高齢者がいたことを思い出した。

姫路城の前に大手前公園というのがあって、昔そこに街頭テレビというのがあった。街灯と同じぐらいの高さに台が据付られて、テレビが置かれていた。テレビには扉がついていて、市の職員と見られる人が長い棒を持って現れて、扉を厳かに開ける儀式が始まる。大向こうから声が掛かったりする。「いよっ、待ってました。」

公園は黒山の人だかりで、プロレスが始まると、凄い拍手が沸き起こった。力道山の登場で熱気は最高潮に達する。やんやの歓声でお祭り騒ぎを超えていた。アメリカに勝つぞという国民の総意であったのだろう。

 

サッカーの試合が始まって暫くして、本田のフリーキックが決まると、相手の選手達のあせりが露になった。遠藤のフリーキックも決まって、面白くなってきたので最期まで見てしまった。テレビでサッカーの試合を最初から最期まで見たのは初めてのことだった。

 

試合後の本田選手のインタビューを聞いた。インタビューまで聞くことも勿論初めてのことだった。試合直後のインタビューでは、「おもっていたより喜べない。もう1点取れていたと思う、新たな自分の課題が出来た。」と語っていた。どこのシーンでもう1点取れると思ったのだろう、私には分からなかった。

監督は「4231で相手のパスが通って、危ないと思い433にするように選手に声をかけたが聞こえなかった。しかし選手たちは自分たちの判断で433にしていた。選手の成長を感じた。」と言っていた。なんの事かよく分からないが、なぜか納得してしまった。

後半1点は取られたが、その直後に、本田からのパスを岡崎がシュートをして、決まったときには嬉しかった。わたしもオールジャパンの一員になっていた。相手とジャパンに同じチャンスがあって、ジャパンには本田がいた。という印象を持った。

 

私はスロバキアがイタリアに勝ったことも嬉しかった。私はスロバキアの首都であるブラチスラバと姫路の文化交流事業団の代表もしているからだ。ブラチスラバにも立派な城があり、姫路にも立派な城があるので、城つながりで良いな、という単純な発想だった。

スロバキアフィルのコンサートマスターも務めるパベル・ボガチュさんや、首席チェロ奏者のペーター・バランさんにも姫路へ来てもらって、過去6回にわたって病院や福祉施設でボランティアのコンサートをしていただいています。当会へブラチスラバ副市長から友好のお手紙も頂いています。千住さんのバイオリンリサイタルのゲストでこられた時に、姫路でのボランティアコンサートをお願いしたというのが始まりで、4年ほど続いています。

これを機会に姫路とブラチスラバのサッカー交流なども面白そうだな、と思える。どなたかスポンサーになってください。

 

サッカーは面白かったが、ニューヨーク株の反落と円高は面白くない。このまま日本の沈没が続くと、このサッカーで沸いている若者たちに未来はない。しかしここで経済の話はしない。

私はボランティアの活動を通じて多くの若者と話す機会があるが、いつも思うことは政治や経済に対する考えが極めて貧困であることだ。ボランティアに出てくる、社会への参加を積極的に考えている若者がこうなのだから、他はもっとひどいだろう。予想は的中した、とある大学で医療政策について講演したときの、学生の質問に愕然とした。彼らは、はっきり言って、何も聞いていない。その日話した、重要なポイントは全て無かったかのように、テレビのバラエティー番組で出てくる芸能人コメンテーターのような、馬鹿馬鹿しい質問ばかりだった。

しかし、これは若者が悪いわけではない。今まで誰も、彼らに政治や経済の話を本気になって、してこなかったからに過ぎない。政治や経済の話がいかに未来にとって大切なものであるのか、という話を誰もしてやっていない。本当に必要なのは、政治や経済がちゃんと議論できる若者である、といつも思う。

 

今は選挙中なので名指しは出来ないが、普段は医療や介護の福祉政策の足を引っ張っている連中でさえ、医療や介護を充実させると言っている。

普段は支持者とのお付き合いが忙しいのだろうが、何の勉強もせずに、何も知らない奴が、知ったかぶりをして物を言うさもしい選挙演説に何の疑問も無く拍手をする聴衆の構図が、たまらなく嫌だ。お前たちが世の中を、悪循環の泥沼にしているのが分からないのか!といつも怒っている。

プロスポーツをしていた立候補者に聞きたい。君たちは苦労をしてスポーツ界の頂点を極めた。それは大変な苦労だったでしょう。あなたが苦労してきた競技で、普段は何もしていない素人が貴方たちに太刀打ちできるわけが無いでしょう。よく考えてみてください。では政治は素人に出来るのですか。随分と政治は見くびられているとは思いませんか?この複雑な社会で、素人の貴方たちに何が出来るというのですか。ほんの少しでも良心があるなら、立候補しないで頂きたい。

国民が心の底からスポーツを楽しめる世の中にするためにも、辞退をするべきです。

 

国民が娯楽を享受できるのも、政治や経済がしっかりしていてこそ、です。

スポーツの英雄は称えられるべきです。政治や経済や行政の英雄も称えられるべきです。世の中、正当な評価が出来るようにしなければなりません。味噌糞一緒はいけません。

 

いわゆる若者たちが読むだろうサクセスストーリーの本を何冊か立ち読みしてみた。10冊ほど覘いてみた。その中で若者の今を一番に捉えた編集になっていると思えた一冊を買った。『NHK「トップランナー」の言葉 仕事が面白くなる』知的生きかた文庫 三笠書房

 

様々なサクセスストーリーの本には、経営者の話は出ていたが、政治家のものは無かった。政治家は、もうすでに若者の目指すものではなくなっているのかもしれない。

 

この本にも作家、デザイナー、冒険家、映画監督、アスリートなど出てくるが、政治家は出てこない。面白かったところを3箇所ほど少しだけ拾ってみた。

 

村上由香 作家

90p

凡庸とかオーソドックスと言われるということは、より多くの人と同じ目線でものを見られるということ、つまり共感し合えるということだと。これこそが、私の一番の強みなんじゃないのかなと思えるようになったんです。

 

藤原美智子 ヘア&メイクアップアーチスト

 116p

自分というものがわかっていなかったということに尽きると思うんです。自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。自分にないものは求めなくていいと私は思うのね。自分にあるものを伸ばしてあげれば、あとで、ないものが得られたりするの。

 

白石康次郎 海洋冒険家

131p

諦めるとは『明らかに』『見極める』ということです。投げ出すこと、やめることとは違います。僕はどんなに恥をかいても、投げ出したことは一度もないんです。それが一番よかったと思います。

 

私はこの3人のことは何も知らないが、やはり時代の先端を走るだけの自分流は持っている言葉だと思った。

彼らは物凄いバッシングを受けたことがあるのだろうか。例えば小沢さんや、鳩山さんや、麻生さんや、福田さんや、安倍さんや、小泉さんや、竹中さんのように。耐えられるだろうか。

毎日のようにニュースのトップでバッシングされる気持ちを本にしたら面白いのではないかと思う。彼らは紛れもない日本のトップランナーであった。「バッシングなんか怖くない、私は日本の為に生きている。」というような本です。

本物のトップランナーであったからこそ、影響力も大きかった。そして、バッシングも大きい。バッシングを受けた政治家のど根性を語ってみてほしい。そして自分の正義と日本の明日を語る。そして、政治ほど面白いものは無いということを、若者に知らしめていただきたい。

 

サッカーのトップアスリートの下に、何万人の挑戦者がいた。勝ち負けで言うと、一人の勝者に何万人の敗者がいることになる。何万人の敗者の前で、私が勝者ですというアスリートはいない。皆でつかんだ勝利だと言う。彼らは自分の運が良かったことを知っているからだ。勝つには努力や才能だけではない、運のようなものがある。驕ると運が逃げる事を知っている。だから、いつも反省をする。一流選手ほど反省点を具体的に掴んで前に行く。決して驕らない。驕ることで落ちていった多くの選手を私達は知っている。

 

ジャパンに本田がいた。そして日本の政治に誰が登場してくるのだろう。

 

若者が、私は政治家になりたいという人が増えることを望みます。そして、猛勉強して、日本を良くしよう。君が日本の主役となれるように、応援しよう。

 

サッカー頑張れ! 政治も頑張れ!

あ〜、眠い。

 

posted by: 応援しよう東北!(雑華堂) 小嶋隆義 | 日記 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |